2007年05月29日

いずこ行くか流浪の民

なんと、再び引越しをすることになってしまいました。前回の引越しからまだ半年しか経っていないのに。舌の根も乾かぬうちに、またこのネタ。もう、いやん。もうやだ〜(悲しい顔)


私のロンドン生活はまさに流浪の生活。8年間の滞在で、これで通算8箇所に移り住むことになります。決して引越しが好きなわけではないのに、毎回何かしらの事情が生じてこうなるのです。トホホ。もうやだ〜(悲しい顔)


まあ、家賃がバカ高いロンドンでは、私みたいな薄給取りは、一人でアパートを借りるような贅沢は許されません。ロンドンだと、いわゆるワンルームマンション(25u)の貸し賃は、最低でも週£200。月にすると£870。これ本日付けの為替レートで日本円にすると21万円ですよ。
月21万円のワンルーム!どんだけ贅沢な部屋なんだよぅ。もうやだ〜(悲しい顔)(ああ、もう泣いてばっかり)

ということで、仕方なく家やフラットのシェアー、あるいは間借りという選択を強いられるわけです。
それだって、月12〜3万はするのよ。間借りなのにぃ。(とうとう涙も枯れました:笑)

で、当然シェアや間借りになると、他の人の都合に左右される確率も高くなるわけで...

そして私は海を漂うクラゲのように、ふらふらと運命に身を任せて流れていくのであった。

いず〜こ行く〜か 流浪の民 流〜浪〜の民〜るんるん 

まあ、でもいくら嘆いたって仕方のないことですからね、さっさと事実を受け入れ、次に移る準備をいたしますです。えいえい、おー!

ところで、ご存知の通り、流浪の怪獣ミニーは、現在ロンドン最大のユダヤ人街ーそれも戒律を厳しく守る、オースドックス・ジュウの街ーの中心に住んでおります。なんたって大家さん、ラビ(ユダヤ教の聖職者)だし。

この街、1895年にユダヤ人専用墓地ができた頃から徐々にユダヤ人の人口が増え始め、現在ではシナゴーグ(ユダヤ教教会)、コーシャ食品(ユダヤ教の食事に関する宗教的な規定に合格した食品。コーシャ食品はユダヤ教認定団体から派遣されたラビによって厳密に検査される。完全に血抜きをした肉などが有名)しか扱わない食材店&レストラン、ユダヤ教関連グッズを売る店、ユダヤ人学校、専用宿泊施設、コミュニティー&教育センターなどが数多く集るかなーり活気溢れる街となっています。

でも、これほど活気があるのに、イギリス全国どこにでもあるパブが全くといっていいほどないの。(私の知る限り、1軒だけですね。駅から20分ぐらい歩いたところに、1軒だけ。いつもガラガラです)それはユダヤ教が飲酒を厳しく禁じているから。
というわけで、現在イギリスでは飲酒がかなり深刻な社会問題と言われているのですが(イギリスにおいて毎日の欠勤の3〜5%が飲酒によるものといわれているし、11〜13歳の子供の飲酒率もここ6年間でなんと女子で80%強、男子で40%強増えたとかでニュースで騒がれていました)、うちの近所では、そんな社会問題どこ吹く風です。

この街ではよく、黒服に白いシャツ&黒帽子の正装に身を包み、カールさせた長いもみ上げを風になびかせて闊歩する男性を目にします。その姿が、彼らの安息日の土曜日には街に溢れ、壮観です。大人も子供も男性は全員その正装で、女性陣もめいっぱい着飾り、家族単位で固まって、ハイストリートを歩きます。皆でシナゴーグへ祈りをささげにいくのです。老いも若きも...よちよち歩きの赤ちゃんも、皆歩いていきます。土曜日は広い通りには車はほとんど走っていません。安息日には労働は一切駄目で、機械を操作するのも駄目だから。

日本人からすると、なんとも奇妙な眺めなんですけど、私はこの土曜日の人の流れを見るのが結構好き。このどんどん移り行く世の中で、自らの信仰に従って変わらない生活を営むオーソドックス・ジュウの生き方を見ていると、なんだか心が落ち着いてくるのです。

それにしても、ロンドンって本当にいろんな人が住んでいて面白いなぁ。
今の家にはこぐ短期間しか住めなかったけど、こんなにユニークで未知なる世界を垣間見ることができて、人生のいい経験になりました。次の家はまだ全然決まっていないけど、今度はどこでどんな人にであえるのかな...

って、そんな風に考えると、引越しの煩わしさも軽減するってもんですよね。ねっ。ねっ。

....。  

という、今日この頃のわたしでしゅの。 
名も知らぬ青い花
名も知らぬかわいい青い花を見て、ちょっくら気持ちを和ませようっと。

posted by minira at 03:10| ロンドン ☔| Comment(126) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月13日

白アスパラの旅

お久しぶりです。更新をサボりにサボっていました。
5月はイベント続きでブログネタも豊富なのに、そのイベントの皺寄せで日々忙しく、記事を書く時間が確保できないよーというジレンマを抱えていたminiraです。
今日こそはがんばって書くぞー。(と書き出したのが13日、書き終わったのが20日。時間かかりすぎふらふら


5月の1週目の週末、ドイツのデゥッセルドルフに行ってきました。
当地在住の友人を訪れるというのが口実でしたが、
本当の目的は、これ。


白アスパラとお魚

春の味覚の白アスパラガス。
ドイツ語でいうと「シュパーゲル」。

白アスパラは他のヨーロッパ諸国でももちろん食べられていますが、何といってもドイツが産地としても消費地としてもダントツに有名です。この国の消費量は、毎年4月下旬から6月中下旬の2ヶ月間で、なんと8.5万トン〜9万トン!国内生産だけでは全く追いつかず、そのうちの4万トンは他の国から輸入されているんだそうです。

そして、今の時期、レストランでは白アスパラ特別メニューのオンパレード。
それを堪能しに行ってきたのです。うっしっし。
2泊3日、毎日白アスパラディナー。春をしっかりかみ締めてまいりました。美味しかったー。

ところで、デゥッセルって、日本人街として非常に有名なところだったのですね。(英語のガイドブックにも日本人街としての記述が出ていました)


ルール工業地帯の事務机といわれるこの都市に日本人ビジネスマンが移ってきたのは1950年ごろ。で、現在では約7000人の日本人が住むヨーロッパ大陸最大のビジネスコミュニティーなんですって。
もちろん、この数は、ロンドンの日本人数10万人に比べるとかなーり少ないのですが、それでも、総人口がデゥッセル57万人、ロンドン(都市圏)1200万人ってことを考えると、デュッセルの方が日本人密度が高いということになります。

そのデゥッセルで最も日本人が密集している場所は、イマーマン通り。日本領事館をはじめ、日系企業のオフィスの入ったビルや、三越デパート、和食レストラン、スーパー、本屋さんなどが並び、歩いている人も日本人日本人日本人。他の国から来たよそ者の私には、一箇所にこんなに日本のものが集まっててまぁ便利♪と感じたのですが、一昔前までは、ここはちょっと窮屈なところだったとか。

なんと、駐在員の奥さんにはこの通りをジーパンで歩いてはいけないというお達しが出ていたんですって。駐在員の妻として夫や夫の会社に恥をかかせてはいけないから、ここでは身なりを整えなくちゃいけないということで。だから、この通りにある(非常に庶民的に見える)スーパーに大根1本買いに来る時でさえも、きちんとした服装で、お化粧しなくちゃいけなかったそうです。そうしないと上司の奥様からご注意受けたとか。


ひゃ〜がく〜(落胆した顔)  
私そんな人の目を気にしないといけない社会に絶対住めないわ〜。

歌手の岩●●美さんが、以前結婚してこの地に旦那さんの赴任で来たけれども、現地の日本人社会にうまく溶け込めずに帰国、それで離婚したという噂話がありましたが...う〜ん、成る程ね。


ま、もちろんこれは今は昔の話ですよ。今はジーパンOKでーす。

posted by minira at 18:37| ロンドン ☁| Comment(26) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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